陽水の駅舎友人帳

劣等高校生の日常。電車通学。気分で更新。ふとんって気持ちいですよね…

オモシロイこととクルシイことの黄金比は2対8らしい

今日は晴れ。2週間休みなく毎日学校に来ていたことを考えると明日が久しぶりの休みということで限りなく嬉しかったのですが、明日部活の試合のために(しかも試合には出ないのに)いつもより30分も早い電車で学校に行かなければならないという友人の話を聞き少し心配。体調だけは壊さないでほしいです。体大事ですからね。

さてと本日はそんな感じに気が緩んでいたんでしょう、朝っぱらからがっつり寝坊しまして、昨日の残り物のシチューを泣きながら飲み込み、ダッシュで駅に向かいます。最近持久力がついたおかげで走るペースが上がってきたので駆け込み乗車もせず、ゆっくりと改札口を通ることができました。電車到着の1分前ぐらいに駅に到着できるようになってきました。日常性の維持って恐ろしいですね(意味が違う)。

地下鉄に乗ってしまえば後は楽。急行列車に乗り込み席に座ります。土曜日は社会人の方の乗車率が低いので座れる確率が高いことが唯一の救い。疲れ切った週末に椅子に座れないって過酷ですから。こうしていつもの友人たちと会話を交えつつ今日の小テストに向けて勉強をします。しかし数分後自分の右側に座っていた友人が爆睡を始めます。続いて20分後ぐらいに左側にいた友人がウトウトし始めます。さらにさらに2人の睡魔が自分へと襲いかかってきます。自分の友人たちはどうしてこんなにも気持ちよさそうに寝るんでしょうね、睡眠欲堪えてる自分には精神修行しているような気分でした。その後バスに乗り、徒歩で10分、学校に到着。

一時限目からは流れるように過ぎていきます。2限目は生物。生物講義室でいつも通り授業を受けていたのですが、先生の話を聞いているうちにいつの間にかスライドが最後に見た内容と明らかに異なっていてプリントで確認するとひと段落分後の内容を示すスライドになっていました。要するに知らない間に意識が飛んでしまったらしく…。生物は好きな科目なのでメモとかまとめとか先生の話を楽しく聞いてる自分ですが、その楽しい話がどうやら子守唄になってしまったらしく5分ぐらいあっちの世界に行ってしまっていたようです。こんなことになるなら電車の中で睡魔に負ければよかった!えっツッコミどころが違う?!じゃあ寝坊すればよかったのか!?いやすでに今日は寝坊してたし。要するにちゃんと寝ればよかったんですね、夜に。睡眠時間は何があろうと確保すべきだと反省しました。時間がないから睡眠時間削ると後でもっと酷いことになるんですね。ちゃんと寝よう。そんな反省をしつつ後ろの席のTくんに写させてもらおうと後ろを向くと

Tくん「ここから寝てたやろ?」

自分「……。」

Tくん「ここら辺から完璧に動きが停止してたけん(笑)」

自分「しまったぁぁあああああ!ばれてたぁぁ!」

Tくんとは普通にお友達で出席番号が一つ前の人なのでおっとりした人だなぁとか思いながら最初の頃は接していましたが、日に日に化けの皮がはがれるというかめくれるというか、時々Sな一面を見せるんです。なんていうんでしょうね、笑うことに変わりはないけれど、黒笑(?)するんですよ。まさにこの場合がそうで、ニタァっと笑うんです。まぁそこも含めてTくんだから嫌いではないです。とにかく最近はドジを踏まないように極力気をつけるようにしてます。本当に気を抜いた瞬間これだから大変。

生物講義室から教室まで5階分の階段を登り教室に入ると何やら歓声が聞こえてきました。何事だろうと思い覗いてみると一つのノートをみんな見ていました。それは数学が得意なUくんのノートで、文字がズラーッと並んでいたのでとりあえず拝見させて頂きました。そこには数学の問題が書かれてあったのですが、これが凄い。内容は抜き打ち小テストがいつあるのか知りたいAくんとBくんがそれぞれ数学の先生に質問したところか片方はテストがある日付の数字の和を、もう片方はテストがある月を教えてもらいます。しかし数学の先生はお互いにその情報を共有するな!と釘をさします。その後AくんとBくんは会話を交わしますが

「小テストいつあるかわからないね」

「僕もわからないな」

「よし、僕はわかった」

「僕もわかったよ」

というものだけ(確かこんな感じだったはず)。そして最後に「小テストがある日はいつか?」という問題が書かれてありました。問題に小テストがあると思われる日、要するに小テスト候補日が書かれてあって、そのうちのどれかが小テストのある日のようです。どうやってとこうかと首を傾げていると斜め前の席のサッカー少年Fくんが解説してくれました。これがまた凄い。数学の問題なのに言葉もうまく使っていて、これを無視しては問題が解けない。これほどの問題を作る人が近くにいるのか…!と驚きでしばらく立ち尽くしていました。中学時代なんて、中学校の数学の先生が生徒が解いてるワークの問題を解けなかったり、塾で質問しても自分で考えろとかこれぐらいのことわからないのかなどと言われるばかりで、数学の会話をする相手も質問する相手もいませんでした。友達も少ないので聴ける相手いないし。その分自分でひたすら数学を学ぶ時間が圧倒的に多かったし数学が好きでした。だから今日のことが衝撃的だったんですね。それにそれをお願いしてもいないのに解説してくれる人がいるなんて、思いもしなかったんです。

自分「Uくんスゴイ…」

気付いたらそうつぶやいてました、本当に無意識で。もっとこの人と話してみたいと思いました。

その後は世界史、物理。物理は小テストだったのですが、時間が明らかに短くてクラスみんなでブーイング。しかし先生には「この程度の問題、5分あれば余裕やろ?」と言われ強制回収。しかも直前に流れていた噂を信じ込んでいたが為に、実際に出題された問題とは全く違う問題を友人たちとともに見直ししていました。人の噂に流された自分が悪い上に、それをさらに友人たちにまで共有した自分。なんて悪い人間なんだろう。自分だけが被害被るなら自己責任だけど人にまで迷惑かけるって…これ前も書いた気がしますが繰り返します。有限不実行です。言うだけ言って動けない人間なんて人として失格。そういえば明日、太宰さんの誕生日だ…人お祝いする前に人ですらなくなる自分ってなんなんだ…そんな負のスパイラルにはまっていた4限でした。

その後はお昼も食べずに数学を。こんな沈んだ気持ちでご飯なんて食べる気になれなかったですし。友人には空腹状態じゃないから、と伝えておきました。何でもかんでも素直に言えるほど素直な人間でもないですからね、自分。暗い気持ちで帰宅。明るく振舞っても、心にある罪悪感とかはそう簡単には隠しきれないものです。家に帰ってからはひたすら本を読んで5時間ぐらい過ごしました。あと数日は引きずりそうだな…