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陽水の駅舎友人帳

劣等高校生の日常。電車通学。気分で更新。今年の学園祭は方向音痴発動なるか…⁉︎

友人がテスト前によく吐く「全然勉強してないよ」は「私10時間勉強してますけど」と訳しとけ

さて月曜日がやってまいりました。テスト前日でございます。朝からみんな表情が違います。そんな時にふとクラスメイトの頑張りっぷりを耳にします。

某男子「Fがヤバイ、あいつ勉強しまくってる」

ちょうどこの時Fくんが教室に到着。

Fくん「俺昨日、風呂と飯の時間極限まで削って勉強したわ」

某男子「はっ!お前はどんだけ頑張るんだっ!」

Fくん「いや、でもまだ勉強足りんけん」

……自分よりいい点数だった人は風呂と飯の時間を極限まで削って勉強していて、一方で自分はやったつもりになってその人ほど時間をかけて勉強していない。みんな頑張ってて、ただでさえみんなを追いかける状態にある自分はまだまだで…すごく胸の内がえぐり取られた気分でした。確かに今回の定期は連休がないということで1ヶ月前から地道に勉強していたけれど、風呂と飯の時間を削ってまでは勉強していません。時間より回数だ、とわかってはいるけれどクラスメイトのそんな言葉を聞いて頭が真っ白になりました。

そんな言葉が脳内を反芻している状態での授業。英語、家庭科、現代文、数学、英乙、物理と苦手教科が多い1日でしたが、もう取り組み方がいつもと全く違いました。死に物狂いで授業を受けてました。現代文も2時間のうち1時間はセンターの問題を解いたのですが集中力がすごい。無の境地に突入したどこかの山奥で修行しているお坊さんみたいになってました。

「極限」という言葉がずっと頭の中にいるんです。極みですよ、極み。響きがいいだけにエンドレスで耳からその言葉が聞こえてきて、ふと気を緩めた瞬間「お前は極限まで勉強したのか?」なんていう神様の声が聞こえちゃうわけでして、一種の脅しですね。恐怖に駆られての勉強って…大変。

結局一日中暗い気持ちで過ごしたためか、友人とほとんど口を聞いていませんでした。話しても「うん」「おー」「そうだね」と相槌のみ。あの時はすみませんでした、友人。

家に帰ってもどんよりとした気持ちは晴れず罪悪感が募っていくばかり。明日は果たして大丈夫なんだろうか…?